SIGMA dp0 quattroの素晴らしさと難しさ
冬の京都旅行に行っていました。神社仏閣なんかを写真で撮ることも増えるかと思って、普段とは違うdp0 quattroをレンタルして持参したわけです。
このカメラ、なにせ21mmの画角です。並の広角ではありません。建築物、特にお寺や神社を写真で撮ろうとするとどうしても画角の狭さに泣くことが多くなるのですが、このカメラではそんなことはありません。
いやー、素晴らしいですね。
これだけ広角だと、普通は周辺が歪んでくるものですが、SIGMAのレンズ技術を結集したこのカメラは、その歪みがゼロだそうです。見たものをそのまま写すという目的で、旅行カメラには最高だと思います。
ただ、この歪みをなくすためにdp0は巨大なレンズを有しており、レンズ一体型デジカメとはいえ、「コンパクト」ではもはや決してありません。この持ち運びの不自由さは、人によっては閉口するでしょう。
もちろんモノは考えようであり、
- そのあたりのスナップをお気軽に撮るならもはやスマホでいいじゃん、
という人で、
- 気合い入れて撮るときにはスマホでは力不足。しっかりしたカメラで写したい。でも、一眼カメラはでかすぎるから嫌
という普段撮りと気合入れるときのカメラを分ける人には許容できる大きさだったりします。
なので、次も旅行行くときには借りてもいいかな、と思うのですが、購入して普段遣いするか?と言われると少し悩んでいる点があります。それがこのカメラの難しさに由来するところなのですが、そのあたりはまた次回。