iPad pro 11インチの致命的な欠陥
前回の記事通り、IPad proをわずか一年で乗り換えた(10.5インチから11インチ)わけです。
僕がiPadに求めるものは、
・ノート(手書き)、ネット、Kindle、雑誌(dマガジン)、囲碁ゲーム
くらいなものです。
画面は大きい方がいいですが、それよりもなによりもとにかくポータビリティ優先。iPad miniが新型になれば、真っ先にそれを買いたいくらい。こんな用途では高いスペックは必要ないのですが、じゃあなんで新型iPad Proに買い替えたのか、というと11インチというちょっと大きくなったサイズに惹かれたのと、新型ペンシルを試したかった、だけです。これで13万円だからなあ、、、。
さて、11インチになってどうかというと、期待していた画面の大きさは、思った以上に非対応のアプリがまだ多くて、大満足とまではいかないです。一番期待していた雑誌の読みやすさも、dマガジンがまだ非対応なので、両端に黒い帯がでて、結局画面サイズは10.5インチと変わらんしね。一方で新型ペンシルは素晴らしいです。前モデルと比べて描き味はそのままに、充電の手間が劇的に減りました。
しかし、しかーし、超致命的な欠点がひとつだけ。
これまでのiPadにあった「分割キーボードが無くなった」
これはもう、当方にとっては、これだけでもう一回10.5インチに戻ろうかと悩んだくらい、致命的な欠陥です。
薄くて軽いのがiPad 11インチの良さじゃないですか。薄くて軽いってことは、ノートパソコンみたいに、必ずしも机の上に置いて画面を眺めるってことじゃないわけです。座ったり寝転がったりしながら、ダラダラ本を読んだりネットサーフィンしたり、これがiPad 11インチの醍醐味でしょ。なのになのに、片手で文字入力ができる“分割キーボード”を無くすってのは、一体どういうことです?アップルさん。ネットの検索ワードをいちいちキーボードでローマ字入力しろってことですか。
こんなのやってられないっすよ、アップルさん。百歩譲って、12.9インチの方は分割キーボードなくていいですよ。あれはもう、寝転がって両手で持ってたら、腕がプルプルする重さですから。机の上に置いて、キーボード入力を前提にしてもいいですよ。でも11インチは違うでしょう。手軽に身軽にどこでも使えるタブレットでしょう。なんでいちいちフルキーボードで入力になるんですか、ええ↑アップルさん。
返品するかどうか真面目に悩みましたが、結局「片手キーボードPRO」というアプリを入れることで、無理矢理解決しました。
よくできたアプリで、片手入力用に色々と設定することもできます。かろうじてこれで返品は避けられましたが、こんなのユーザーの使用しているイメージを考えたら、誰がどう考えても、標準で対応すべきだと思うんだけどな。最近のアップルはちょっと怖いなぁ、と思った出来事でした。
というわけで、iPad PROは、10.5インチで充分かもしれませんよ、というお話でした。