Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

<続>社会人の腕時計の世界 -機械式かクォーツか

こんにちは、Kotaxです。

 

さて、 前回のブログで、社会人の腕時計の世界は、ガジェットの世界とは逆に、性能と価格が反比例だというお話をしました。

<前回ブログはこちら>

社会人の腕時計の世界 -機械式かクォーツか - Kotaxの買い物日記

そしてなぜ高くても機械式時計を買っているのかと友人に聞くと、

  • 機械式時計は一生モノ(一生使える)から、高くても良い物を買うべき。長い目で見れば機械式時計のほうがお得。

ということでした。

 

なるほどね、一生モノなら多少初期投資が安くても、性能はクォーツより劣っても、結局価値ある買い物になるかもしれないですよね。

ということで、耐久性を調べてみました。

 

耐久性

  • 機械式腕時計・・・優秀なものは、3-5年に1回メンテナンスしていれば、永久に使える。
  • クォーツ式時計・・・相当な期間持つ。メンテナンスはいらないという人もいるが、10年に1度くらいはやったほうが良いという人もいる。電池交換が必要な物もあれば、光や振動による発電機能を備えているものもある。
  • 電波式時計・・・クォーツと同じ。

 

クォーツ時計は一体いつまで持つのか、というとどうもよく分からないみたいですね。クォーツ時計自体がまだ歴史が浅く(30年位)、補修用の電子部品がいつまで残るのかの検証がないみたいです。一般的に古い電子部品は代替なくなっていくので、もしそうなると修理不能になってしまいます。

ただ、シチズンの高級クォーツ(ザ・シチズン)は、「生涯修理対応」を謳っているので、会社が存続する限り大丈夫みたいです。

 

メンテナンス

問題は、機械式時計のメンテナンスです。考えてみれば当たり前ですが、機械式時計は使っていくうちに様々な箇所が摩耗していくので、定期的にメンテナンスに出さないといけないのです。これをオーバーホールといいます。大体3年~5年に1回は出さないといけないみたいです。

このオーバーホールのお値段がですね、結構馬鹿にならないんですよ。

色々調べてみると、一般的には以下のお値段くらいがかかるそうです(正規店)。

  • ロレックス・・・5万円+α~
  • オメガ・・・5万円+α~
  • IWC・・・5万円+α~
  • フランク・ミュラー・・・5万円+α~※しかも正規品のみしか受け付けず。並行輸入品はNGってこと。
  • パテック・フィリップ・・・9万円+α~

大体5万円以上はオーバーホールにかかるみたいです。3年に1回毎に。

 

うーん、一生モノとはいえ、やはりきちんとその価値を継続させるためには、それなりの手間とお金がかかるってことですね。パテック・フィリップはそれを維持するために3年に1回、約10万円を払い続けなくてはならない、ってことです。

これがクォーツだと、例えば最高峰のグランドセイコー(クォーツ)でも1回3万円+α、しかも(たぶん)10年に1回程度オーバーホールに出せば充分なレベルだと思います。

 

性能でもコストパフォーマンスでもクォーツが良いことはやはり明白なんでしょうか。結局のところ、機械式時計がなぜ売れているかというと、やはりそれは「スタイル(価値観)」があるからとしかいいようがないですね。性能としての価値ではなく、皆が良いと思う価値観が形成されていると。

いつまでこの価値観が続くのか分かりませんけどね。高級機械式時計に価値観を見出す時代は、歴史的にそんなに長いものじゃないですし(もちろん一般サラリーマンにとってはということですが)、この先も長いようで結構短いかもしれませんよね。

 ※色々言ってますが、お金が無限にあるならば、ノーチラスが欲しいです(笑)

結論

で、出した結論ですが、少し長くなったので次回に。次回は簡潔に購入した時計を紹介したいともいます。

それではー。

 

 <続きはこちら>

 

<続々>社会人の腕時計の世界 ―SEIKO SBGX055を買ったのでレビュー - Kotaxの買い物日記

 

 

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