Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

スマホカメラに「リコー GR」 ファイト!リコー

こんにちは、Kotaxです。

自慢じゃないですが、僕はリコーのカメラが好きで、今となっては見るも珍しいGXRとそのユニット3台を今でも所有しています。(また後日このカメラのレビューを書きたいです)

この「GR」というフレーズをリコーは非常に大事にしていて、例えばGXRのユニットは全部で6台発売されていましたが、その中で「GR」という名が冠せられたのはわずか2台でした。リコーの基準に達したものしかその名前は付けられなかったんですね。

僕がはじめて写真にはまった、GR LENS A12 50mmというユニットは中でも秀逸な製品で、これで人物初めて撮った時の衝撃は今でも忘れられないほどです。値段も相応でしたが、これが「GR」か、と納得させられたことを記憶しています。

 

先日、そんな「GR」の名前を使った新たな発表がリコーからありました。


リコー「GR」シリーズ開発メンバーによるモバイル機器搭載カメラ向け画質認証プログラム 「GR certified」の開始および認証第一号決定のお知らせ|RICOH IMAGING

 

おっ、新製品の発表かとおもいきや、ドコモ新型スマホの「AQUOS 」と「ディズニー携帯」のカメラ性能のコンサルティングを行い、「GR」として認証します、というニュースでした。新しいと言えば新しい試みですよね。

 

でもね、GR certifiedって何なのか、一般層にはさっぱり分かりませんよね。

百歩譲って、僕みたいなGXRに哀愁を感じている層や、現役のGRカメラを使っている人には、

「おっ、GRか!」

と訴えかけるかもしれませんが、Ricohの発表を読むと「『GR』と同程度の画質を保証するものではない」とのこと。

なんじゃそりゃ。

 

じゃあ、あのこだわっていた「GR」は何だったのか?APSCの撮像素子を積んでいても望遠ユニットA16には決して使わなかった「GR」を、携帯電話のカメラの、しかもただの認証印に、しかもディズニー携帯に???

一体ディズニー携帯を希望する層と、GRの名前に魅力を感じる層にどれほどの親和性があるのか、ちょっと疑問に思いますよね。

光の世界が広がるディズニーイルミネーションのスマートフォン

いぶし銀のイメージが有るGRい親和性があるんでしょうかね。

 

ディズニーが好きな人はディズニーが好きで買うわけで、逆もまたしかりではないかと思ったりするわけです。

最近のソニーのカメラが非常に先進性を追求していて、しかもマーケットに受け入れられつつある状況を見ると、結局カメラメーカーにとって大事なのは「魅力的な製品を造る」ことに尽きるので、GRもそこに注力してほしいなと切に願う次第です。

 

話を戻して、何が言いたかったかというとですね

-「GXR」って本当に素晴らしいですよ

ってことなんですよ、ええ。

 

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