土管と呼ばれて ~リコーGXR + RICOH LENS A16 24-85mm
にんにちは、Kotaxです。いよいよ11月ですね。寒くなってきました。
さて今回は、過去二回にわたって紹介してきた懐かしのカメラ、「GXR」の三回目です。
人物撮りに最強のデジカメ ~リコーGXR+GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO - Kotaxの買い物日記
GRに進化した悲運のユニット ~リコーGXR+リコー GR LENS A12 28mm - Kotaxの買い物日記
登場していただくのはこちら、どどんと。
- RICOH LENS A16 24-85mm です。
当時、土管レンズとあだ名された、GXRの寸胴ズームユニットです。左右のGRユニットと比べてもその巨大さがよく分かります。(発売時としては)非常に画期的なローパスレスのレンズで、非常にクリアな画質が話題を呼びました。
望遠レンズは難しい
先日のブログでも書いたのですが、このGXRと3つのユニットをもってペルー旅行に行ってきて、とっかえひっかえ3つのユニットを交換してました。僕にとって複数のレンズを持参するというのは初めての事だったのですが、この旅行以降、この24-85mmの出番は・・・激減してしまいました(笑)・・・
普段、単焦点ばかり使っている者としては、やはり望遠は扱い方が難しかった、という個人的な理由が一つ。慣れてないと、やっぱり画角を決めるのに時間がかかるんですね。
ハード的な問題として、やはりズームレンズはデカイ、重い、というのがもうひとつ。一眼ユーザーから見たら、甘えたことを、という程度の重さなのですが、それでも他のGXRユニットに比べるとズシッとくる気がします。
あと少し不満だったのが、土管レンズというだけあって、レンズ側には一切の操作リングが付いておらず、ズームの際は本体のボタンを操作するんですね。もちろんステップアップズームで、それなりに使えるのですが、これだとなんかズーム操作が楽しくないんです。
レンズ交換は難しい
10日間ほどのGXRを伴ったペルー旅行だったのですが、旅が終わって痛感したのは
- 僕はレンズをたくさん持って旅行するスタイルは全く向いてない
ということでした。GXRのユニットの着脱は一眼レフのそれよりはるかに楽だし、ユニットそのものもコンパクトで持ち運びが楽なのですが、そ・れ・で・も、景色を見るたびに、これは広角だ、これはズームだと付け替えるのに疲れてしまいました。
あー情けない。
なのでこの後も一眼レフに移行することなく、シグマのDP2といった一体型単焦点カメラでの撮影を楽しんでます。人それぞれやっぱり好みがあるもんですね。