dp3 Quattro 試し撮りレビュー
こんにちは、Kotaxです。
前回のブログの通り、カメラ販売店(B&H)の間違いにより、不可抗力的に、dp3 Quattroが我が家に届いてしまいました。これはもう仕方ない。届いちゃったものは仕方がない。決して9万円もするカメラを家族に内緒で買おうとしたわけではないのです。僕が悪いんじゃないんです。カメラ販売店が間違えたのが悪いんです。
という極めて合理的な家族への説明(弁明)を済ませ、納得いただいたあと、晴れてdp3 Quattroが手元に残ることになりました。返品、なにそれ?
早速近所に出かけて試し撮りをしてきました。ファーストインプレッションを交えながら、写真を上げていきたいと思います。
これまで使ってきたDP2 Merrillと比べると、まずホワイトバランスが圧倒的にあいやすくなりました。DP2 Merrillのオートホワイトバランスは乱暴極まりなくて、結局「晴天」モード固定にして撮っていたのですが、Quattroのオートホワイトバランスは結構使えます。
そして思わず息をのむほどの高解像の写真が簡単に撮れてしまいます。これは本当にすごい。レンズの違いとシステムの違い、どちらにも起因するのでしょうが、画面のすみずみまで精緻に精緻に解像していくこの写りには頭が下がりますね。
Merrillもハマった時の写真はすさまじいものでしたが、そのハマる瞬間が本当に数少ないというじゃじゃ馬っぷりでした。自分の腕の無さを棚に上げてなんですが、dp3 Quattroは、Foveonらしい(ハマる)写真が撮れる割合が格段に上がった気がします。あと、よく言われているように、QuattroではJPEGでも全然問題無いです。
一方で、DP2 Merrillとの画角の違い(45mm→75mm)はまだ全然慣れないです。すっかり体が45mmに慣れてしまっているものですから、思った通りに撮れないというはわりとストレスです。じゃあDP2と二台あわせて出かければ良いのですが、僕はカメラを二台持ち歩くということができない質です。どのカメラを使うか常に迷ってしまう優柔不断さが自分で嫌になるので(笑)
したがって、出歩くときの手持ちカメラは1台にしたいのですが、75mmという画角でこの先ずっとやっていけるか、非常に不安です。やっぱりdp2 Quattroにしておくべきだったかな、と未だ迷いを引きずっています。
まあ以上のようなことを感じながら、初日朝の散歩はおしまいです。一応家族にはドーナツを買って帰ってきました。
ではでは~
<過去記事 dp3 Quattro購入に至った経緯はこちら>
dp0は米国先行発売?それともB&Hの誤報? - Kotaxの買い物日記
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<続々報>アメリカのB&HでSIGMA dp0が発売とあるのでネット注文していましたが、いよいよブツが届きましたよ! - Kotaxの買い物日記