来た！LX100 ハンズオンレビュー① ～ソニーのRX100 M3と比較して、パナソニック LX100は買いか

こんにちは、浮かれているKotaxです。 

待ちにまったパナソニックのLX100をお借りすることができました。早速ファースト・インプレッションです。

 ソニーのRX100 M3との大きさ比較。そこまで大きな違いは感じないし、持ちやすさはLX100の方が上。

大きさ

大きすぎるんじゃないかと心配していましたが、僕にとっては全然そんなことはないです。むしろよくこのサイズにマイクロフォーサーズと4Kビデオを搭載したなと感心するくらい小さいです。もちろん一眼レフより圧倒的に小さく、カテゴリー的にはコンデジと呼んで差し支えない大きさです。（一方、シグマのdp2やfuji系のカメラはコンデジと呼ぶには大きすぎる。）

ただ、気軽にポケットに入れる大きさではありません。もしあなたがジーンズのポケットに入れるデジカメを探しているのだとすると、ソニーのRX100 M3だとギリギリ対象に入ってくるのではないかと思いますが、LX100ははっきりと対象外です。

なんと言えばよいのか言葉に詰まりますが、これはストラップをつけてブラブラと手首にぶら下げながら瞬間のスナップを撮るような人、あるいはバッグに忍ばせて、おっと思った時に素早く極上の写真を取りたい人にうってつけです。繰り返しますが、ズボンの尻ポケットにコンデジを入れる人には対象外です。

iPhone5との比較です。6じゃないですよー 

写り

とりあえず、「小雨舞う初冬の夕暮れ」という、撮影には最も不向きな状況で100枚ほど撮ってきただけの感想ですが、

• （夕暮れに撮ったにもかかわらず）好感度が非常に優秀で、ブレることがほとんとありません。

これには仰天しました。

色彩はやや好みが分かれるでしょうが、いわゆるLumix色で、やや彩度が高め、特にも緑は鮮やかな色合で現像されます。僕はもう少し実際の色に忠実な方が好みですが、しかし後で彩度を上げて補正することもしばしばあるので、好みの問題だと思います。

操作性

我が家では現在、奥様のカメラを検討しております。なので何も考えずに押せば綺麗に撮れるカメラであることが第一条件なのです。実はこの点を少し心配しておりましたが、杞憂でした。まず絞りもシャッタスピードもAutoにしておけば、ほぼ間違いなく上々の写真が撮れます。しかもiAモードや49点のAFエリア、顔認識モードもありますし、難しく考える必要なしです。スマホよりも数段上の写真が撮りたいけれど、難しいのはイヤ、という（我が家の細君のような）女性にもピッタリのカメラです。

ちょっともたつきも

機能が多いがゆえに、やや操作がもたつくことがあることもあります。ボタンを押してピッと反応しないこともたまに。操作に一呼吸おく感じです。慣れると思いますが、このあたりは気になる人は気になると思います。

ただ、RX100 M3とも比べてみましたが、ほぼ同じような感じなので、最近の高級コンデジは皆このくらいなのかもしれません。

上級者も満足の細かい設定

設定を細かくしたい場合は、絞りもシャッタスピードもリングで設定が可能です。まだ使いこなせていないのであまり良くわかりませんが、ボタン操作よりははるかに操作性が良いことは分かります。

しかし、DP2 merrillと違って、別に細かく絞りやシャッタスピードを調整しなくても、押すだけで良い写真が撮れるので、素人にはやや過重な装備なのかもしれません。

とにかく誰が撮っても失敗なく綺麗にとれてしまう、それでいてこだわって撮ろうと思えばいくらでもこだわることができる、まさに万人がそれぞれの使い方で写真を楽しめるカメラだと思います。

 

以上、簡単なファースト・インプレッションでした。何回かに分けて、RX100 M3との比較をご紹介していきますね。

＜続きはこちら＞

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