Kotaxの買い物日記

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来た!LX100 ハンズオンレビュー②4K動画はまだ早いのか? ~ソニーのRX100 M3と比較して、パナソニック LX100は買いかを検証中 

こんにちは、動画編集の沼に入り込んでしまったKotaxです。

今日は、パナソニックの新型コンパクトデジタルカメラ、LX100のハンズオン・レビューの2回目です。

来た!LX100 ハンズオンレビュー① ~ソニーのRX100 M3と比較して、パナソニック LX100は買いか - Kotaxの買い物日記

 

LX100の特徴は大きくいうと2つあります。一つは、マイクロフォーサーズの撮像素子を搭載していること。そしてもう一つは、4K動画が撮れる!ってことです。今日はこの4K動画のおはなし。

 

僕は普段の記録、つまり子供の成長やら旅行などは、動画ではなく「写真で残す派」なんですが、なんとこの4K動画というのは、撮っておけばあとで800万画素相当の写真が切り出せるんです。

例えば動き回る子供を撮影する時に、ベストショットを構えて撮るというのは至難の業なんですが、これだと動画で撮影しておいて、あとで一番いい笑顔を簡単に写真にできますよね。(あるいは鳥など動きモノを撮る人には非常に恩恵のあるシステムではないでしょうか)恐るべし4K。。。

 

これは試さなくてはならないと奮起して、慣れない4K風景動画をLX-100で撮ってきましたよ。出来上がって確認してみると、やはり4Kの綺麗さはすごいものがあります。特に大画面で見ると際立ちます(我が家のテレビは4Kじゃないけど)。水面のさざなみとか木の葉の揺れとか、表現力がこれまで動画とは次元が違います。恐るべし、4K。次に作例を貼っておきますので、是非御覧ください。

 

作例

 

問題

問題はですね、この4Kを編集できる環境がまだ一般的じゃないってことなんです。もちろんiMovieなんて非対応です。iPadでちょこちょこっと編集して、サクッとアップするなんて世界とは次元が違います。多くの素人ユーザーは、まずこの4Kを扱えるソフトを買う必要があります。

じゃあ、ソフトを入れたらあとはサクサクと、、、いやいや、とんでもない。この4Kというのはデータがバカでかいわけです。数ギガバイトなんてあっという間です。これを切って貼ってするには、そこらへんの5万円パソコンでは手に負えません。恐るべし、4K。

 

僕はパソコンは全然詳しくありませんが、約3年前にドスパラで奮発して買ったデスクトップの構成は、

  • Windows 7 64ビット
  • Intel core(TM) i7-2600 3.4GHz
  • メモリ16.0GB
  • NVDIA GeForce GTX460

となってます。Civilization 5だって徹夜でやったってサクサク動きます。シグマのMerrillで撮った写真編集も問題ありません。これまでパワー不足を感じたことは全くありませんでした、少なくとも昨日までは。

しかしですね、このパソコンでは、2分、たった2分の4K動画を書き出し(レンダリング)することすらもできませんでしたね。いやー、本当に恐るべし4Kですよ。

 

途方に暮れていたのですが、試しに今年の春に買ったレノボのYoga 2でやってみるとなんとか書き出すことができました。GPUも積んでないからダメかと思ったら、さすが最新のインテルCPU(第四世代だそうです)、ちゃんと4Kも対応してるんですね。ちなみにこのマシンで2分の動画を書きだすのに約40分かかりました。

 

4Kの時代

本当は昨晩このブログをアップする予定だったのですが、結局4K動画の編集(たった2分の)に手間取って、アップが1日遅れてしまう羽目になりました。もちろん動画編集がほとんど初めてだったしても、ソフトを一から購入して操作に慣れていなかったにせよ、たった2分の動画編集に1日を費やすというのは僕にとっては実用的ではありません。

これから4Kを撮りまくって、ガンガン編集してやる、という時代はもうしばらく後になるんじゃないでしょうかね。もちろん技術の進化は早いから、それが半年後や1年後になってるのかもしれませんが、少なくとも「今」じゃないです。

僕みたいなちょっとiMovieで動画を触ったことがある程度の素人が、4K動画という名前に飛びついてしまうと、結局宝の持ち腐れになるかもしれません。

 

 

 

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