Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

キューバ旅行・写真記① ハバナ

こんにちは、Kotaxです。

 

昨日に続いてキューバの旅行・写真記です。ちょっと写真多めです。

キューバ旅行・写真記 序章 - Kotaxの買い物日記

 

ハバナ

とある場所にとある歓楽都市がある。

気候は温暖で、太陽に照らされた深い青のカリブ海も近い。その街はアメリカ大富豪の別荘が立ち並び、夜はネオンが途切れることがなく、人々はクラブに通い、カジノに興じる。

しかしある日突然、そこに暮らす特権階級の人々は全員街を離れることになる。

革命である。革命に追われるのは常に特権階級であり、彼らは戻れる国がすぐ北にある。

こうしてかつてラテンアメリカで最も栄えた街は、歓楽を求めてやってきた人々が建てた数多くの建物だけが残り、それらは新たな住民の住居として解放された。

 

ハバナというのはそういう所です。20世紀初頭、多くのアメリカ資本がキューバに流入し、街が整備されてきました。特に1920年代以降、ハバナはアメリカの富豪の邸宅が立ち並び、クラブやカジノが立ち並ぶ一大歓楽地として栄えます。
しかし、1959年の革命によって、こうした歓楽施設は閉鎖され、富豪の家々は庶民の住居として開放されました。ハバナの街は、こうした歴史の上に成り立つ街です。

 


実際、ハバナの街はかつての邸宅が整然と立ち並び、そこを歩くだけで飽きることのない街並みを目にする観光地なのですが、一方で地元の人々が普通に暮らしている生活都市でもあります。

 

また、使われなくなった建物も多く、これらは朽ちていくことになります。

 

治安

前回も書きましたが、キューバは中米屈指の治安の良い国です。実際ハバナの街は夜遅くまで観光客も地元の人も多くが出歩いていますし、女性の一人歩きも珍しくありません。また観光地にありがちな「ボラれる」ということも(ほとんど)ありません。騙される方が悪いというような風土はここにはないようです。(但し葉巻安く買えるよ、という誘いは危険で、決してこれについて行ってはいけません。正規店でない葉巻を買うのは違法らしいです。)

 

物価

物価はどうなのかというと、ビール一杯250円-300円くらい。ちょっと安いかなという程度ですね。というのもキューバ人が使う通貨とは別の観光客用の通貨(CUC)が定められているのです。同じアイスクリームでも地元の人の値段の10倍は出さなければいけません。じゃあ地元の通貨に替えればいいじゃないかということなのですが、一度地元の通貨にかえてしまうと他の通貨に戻せないのですね。しかも地元の人が行く定食屋なんかに観光客が行っても拒否されることもあるらしいです。ということで、アメリカで暮らすのとあまり変わらない値段のビールを飲むことになります。

 

キューバといえば葉巻。カストロやゲバラが葉巻を吸うイメージは一般的なものですが、これは革命軍はジャングルに潜んでいたので、虫よけの意味もあったそうですね(ちなみにカストロは革命後禁煙したそうです)。この影響かどうか分かりませんが、この国は喫煙大国です。どのレストランでもタバコは吸えますし、歩きタバコも普通です。男女問わずスパスパやってます。

ラムを飲み、タバコを吸って、音楽を聞き、サルサを踊る。どこのレストランでも夜は大体こんな感じです。

 


キューバ旅行・写真記 序章 - Kotaxの買い物日記

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