Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

<レビュー⑤>Olasonic NANO-UA1a + ECLIPSE TD510MK2 ~アンプ選び編

こんにちは、Kotaxです。

これまでECLIPSEを「エクリプス」と読んでいたところ、正式には「クリプス」だそうです。大変失礼しました(汗)

気を取り直して今回は、ECLIPSE(イクリプス)にあわせるアンプ選びの話です。

 

アンプ選び

アンプとは何かというと、本来CDから出ている音というのはごくごく微弱だそうで、それを増幅させる機械だそうです。いや、アンプなくてなくても普通にスピーカーから音が出てるけど、という場合はスピーカーにアンプが内蔵されてるんですね。で、多くの場合、ちゃんとした(高価な?)スピーカーはこれだけ買っても音は鳴らないのです。知ってましたか?はっきりいって僕は知りませんでした!


というわけで、スピーカーをTD510MK2に決めたところで、次にアンプ選ばなくてはなりません。スピーカーはある程度目途をつけてオーディオ専門店に行ったんですが、このアンプは調べる時間もなくてとにかく店員さんの意見を伺ってみました。

スピーカーと同様にこのアンプの世界もまた奥が深くて底が見えないんですが、一つのキーワードが

  • 「物量投入」

だそうです。

 

「物量投入」とはとにかく重く・大きく・高い機材をたくさんつかったアンプが正義だそうで、その昔は採算度外視のすごいアンプがたくさんあった、と聞きました。

こういうやつです


こういうカタチはメカメカしくて僕は嫌いじゃないんですが、しかしこのごちゃごちゃした機械がリビングに「でん」と鎮座するのが、家族には非常に受けが悪いです。

色々相談してみると、「でっかいアンプ」はスピーカーを購入する以上に拒絶感が強くて、ドでかいアンプを積み重ねた写真をみせると、宇宙戦艦のコクピットみたいとのたまいます。なんでこんなものが必要なのか、と。

たぶんスピーカーがあれば音が鳴ると思っているので、アンプが何かも理解してないと思われます。とにかくごちゃごちゃしてくるのが女性には堪えられないみたいです。

たしかにその気持は僕にも少し分かって、こういうのを置いた時の部屋の理想と現実は相当にギャップができるものです。

理想

 

現実

 

Olasonic NANO-UA1a 購入

僕も部屋は極力シンプルにしておきたいので、もう少しつつましい形のアンプはないですか?と尋ねると、それならぴったりのものがあります、と店員さんが出してきてくれたのが、Olasonic社のアンプでした。

その名も、

 

あまりに小さいので(CDケースを3枚重ねた大きさだそうです)心配になって、これであのスピーカーを鳴らせるんですか?と聞いたところ、むしろ非常に良い組み合わせです、とのこと。

このアンプ、ソニーを退職された技術者が開発したそうで、確かに昔のソニーの心意気を感じる塊感です。もっと小さく、もっと薄く。うーん、素晴らしいクオリティ。

 

オーディオに素人の我々にとっては想像しづらいんですが、とにかくこのアンプというのはデカくて重いのが正義だけあって、とてつもない場所と電力をとるんです。

つれあいと話しているうちに僕も感化されたのでしょうか。iPhoneで音楽を聴けるこの時代に、時が止まったかのごとく、両手で抱えてもぎっくり腰になるくらいの重さの物体をリビングに置いておくというのは、時代遅れのような気がしましてね。

そんな時にこのOlasonic社のNANOアンプというのは、実物を目の当たりにすると衝撃的でした。性能は二の次に(いや性能もすごいらしいですが)このコンパクトさに惚れました。

スピーカーが黒なので黒色にしようかとも思ったのですが、マットなベージュ色の色調が非常に品が良かったのでこちらを購入することにしました。こういう陶器のような色調のアンプって珍しいと思います。

 

さて、この組み合わせで音はどんな具合になるのか、というのを次回の最終回レビューにしたいと思います。

Google AdSense