Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

<レビュー⑥>身震いする感動! 富士通テン ECLIPSE TD510MK2 + Olasonic NANO-UA1a

こんにちは、夏カゼをこじらせているKotaxです。

オーディオ道突入ブログも6回目。今回は、いよいよスピーカー(富士通テン社のTD510MK2)とアンプ(Olasonic社のNANO-UA1a)を購入したところで、試聴です。

 

  • 果たしてこの極小アンプでタイムドメインのTD510MK2を鳴らせるのか。
  • TD510MK2に果たして満足できたのか。

というところを紹介したいとおもいます。

 

NANO-UA1aでTD510 mk2TD510MK2を鳴らせるか

正直なところ、TD510MK2を接続した当日は、しまった、やっちまったかと後悔しました。音に全く迫力がないのです。店舗で視聴したのとは全く別の鳴り方だったので、非常に不安になる出来栄えでした。一つにはTD510 mk2が決して能率が良いとは言えないスピーカーだったこともあります。アンプのパワー不足を危惧せざるを得ません。

が、しかしですね、そのうちこなれてきたのか、一週間もすると、このTD510 mk2をガンガン鳴らしてくれるようになりました。このアンプは車のハイブリッドみたいにパワーを貯蓄しておいて、必要な時に「バン」と吐き出すタイプなので、購入直後はバッテリー?の貯蓄時間が必要なのかもしれません。

1ヶ月ほど経過しましたが、ホールで聴くならいざ知らず、家の中で聴く分には全く不足ないと言えると思います。

入力端子も豊富なので、今のところ(Air play用)Mac TV、Mac mini、TVと3つを接続して聴いています。

 

Nano compoでTD510 mk2を鳴らしてみて

音楽を聴いて身震いがする、音楽が琴線に触れる、という経験を久しぶりに味わうことになりました。予想以上に満足しています。特にジャズやR&Bといったゆるやかな曲を聴くには最高だと思います。控えめなピアノの音も、シンバルのすれる音も、つぶやくような歌声も、とにかく自然に、きめ細かく伝えてくれます。まさに自分の少し先で実際に演者が演奏しているかのようです。

タイムドメインの弱点といわれる低音の不足も今のところ気になりません。もともと、体に響くような低音は求めていないこともありますが、必要な時には迫力をもって低音も鳴ります。

ただ音楽の向き不向きはやっぱりあります。ジャンルで言えば、やっぱりハードロックとかメタルとかは向かないような気がします、たぶん。

あと意外にコンピューターサウンドを多用する曲は平凡な感じがして面白くない場合が多いですね。僕はこのジャンルも好きなので少し残念な点です。


よく分からないのが、同一ジャンルでも涙が出るほど感動できるアルバムもあれば、全く抑揚のない音しか出ないアルバムもあります。素人にはその理由ははっきりとしませんが、向き不向きというよりも、音(録音)そのもののクオリティという気もします。原音追求というのは良いことばかりではないなぁ、と(笑)

スピーカーを買うとにわかクラシックファンになるというのは、よく言われることですが、例にもれず名盤といわれるクラシックのアルバムを何枚か買ってみました。が、良いも悪いもよくわからないです。まったく情けない(泣)

しかし聞き慣れているジャズだとかは全く別物の感動を味わったりして、自分で調べて買っておいてなんですが、少しびっくりもしたりします。最近はロバート・グラスパーが好きです。

Robert Glasper

  • ジャズ

 

とにかく「音楽体験」ということでいえば、身震いがする体験を得られましたので、僕にとっては大大満足です。(繰り返しますが、どんな曲でもすばらしいわけではなくて、はまる曲はすごいということですが)

唯一の恐怖は、子供がスピーカーを壊さないかということですが、一応防護ネット?も貼ってあるし、これは部屋にある一番高価なものだから拝んでなさい、という教育を施している効果か、あまり近寄っていかないので一安心です。

 

つれあいもテレビの音質が劇的に上がって満足しているし、子供とYou Tubeをこのスピーカーで聴いて喜んでします。あと10年使うことを期待すれば、良い買い物だったなぁとつくづく思います。

 

以上、ずぶの素人がオーディオの世界に入ってみようという奮戦記でした。考えると、10ヶ月ほど色々悩みましたかね。これだけ悩んで買ったんだから、もぉ満足、お腹いっぱい、となるかなと思っていたのですが、そのあたりの今の心境は余談として次回にでもまた書いてみたいと思います。

 

ではでは。

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