ソニーのRX100 M3と比較して、パナソニック LX100は買いか
こんにちは、Kotaxです。
いよいよ発表されましたね、パナソニックのLX100。プレミアム・コンパクトカメラの王者の座をソニーのRX100 M3から奪取すべく、ありとあらゆる技術を詰め込んだパナソニックの切り札です。
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大体名前からして、発表前の噂ではLX8とかLX1000とか言われてましたけど、出てきた名前はLX100ですからね。RX100にモロ被せ（笑）
そんなパナソニックの渾身作の特徴はなにかというと、
- マイクロフォーサーズセンサー搭載
- 24-75mm F1.7-2.8 レンズ
- マルチアスペクト機能 （ 4:3, 3:2, 16:9）
- 4K ビデオ
- Wi-Fiはもちろん、NFCも搭載
と、こんなところでしょうか。値段は$899とアメリカのアマゾンにありますので、日本でも10万円以下になると思われます。
Sony RX100との比較
それでは、王者ソニーのRX100 M3とパナソニックLX100のスペック比較です。
①センサーサイズ
ソニーRX100：1インチ vs パナソニックLX100：マイクロフォーサーズ
写真のことを考えれば、単純にセンサーサイズは大きければ大きいほど良いのです。よってパナソニックの勝ち。
ただ、センサーサイズが大きくなるとカメラもレンズも大きくなってしまうというデメリットもあります。
②レンズ
ソニーRX100：24-70mm F1.8-2.8 vs パナソニックLX100：24-75mm F1.7-2.8
パナソニックのほうが望遠できて、しかも少し明るいレンズ。スペックだけ見れば、パナソニックの勝ち。
③写真
①＋②の結果だけ見ると、おそらくパナソニックLX100の方が写りが良いはず。
ただカメラってレンズと撮像素子だけで決まるわけではなくて、ソフトウェアだとかチューニングによって相当左右され、このあたりのすり合わせは熟成を重ねているSony RX100 M3の方が一日の長があります。なので、実際に発売されて写真を比較するまでは一旦保留。
④動画
ソニーRX100：フルハイビジョン（1080p） vs パナソニックLX100：4K動画
これはもう、スペックを見ただけではっきりしています。パナソニックの勝ち。
僕はあまり動画は撮らなくて写真がメインなんですが、そんな写真派の僕でもこの4Kは魅力です。なぜなら、動画から切り出しても十分に綺麗な写真ができあがるから（パナソニックは4K Photoって言ってます）。これはもう写真のあり方そのものを変えるかもしれません。だってこれが動画から切り出した写真ですよ。これで十分、というよりも動画切り出しだからこそ完成できる写真ですよね、これ。
⑤大きさ・重さ
正面図の比較はともかく、上から見た図で比較すると、結構差がありますよね。LX100の方はポケットにちょっと入れて出かけるのは難しそうな分厚さです。
つまり持ち運びを考えると、圧倒的にソニーの勝ち。
さらに、重さを比較すると、
ソニーRX100：290g vs パナソニックLX100：393g と、LX100の方が100g重いです。
この差を大きいと取るか、大したことがないと取るか。僕は「ちょっと大きいな」というのが本音です。
結論
結論ですが、結局のところこういうことではないでしょうか。
- 100gの差を埋め合わせられる描写力がLX100にあるかどうか。
- LX100にしかない4K動画、あるいは4K切り出し写真に魅力を感じられるかどうか。
前段の描写力の方は発売されないとなんとも言えませんが、後段の4K動画（切り出し写真）を楽しみたい人にとっては、LX100は即予約のアイテムだと思います。
僕は現在、つれあいと交渉中です。僕は子供を4Kで撮って自然な表情を写真で切り出したい（楽しそう）。つれあいはとにかくコンパクト優先、ということでアームレスリングのような議論を重ねております。
そっと（内緒で）予約しようかなw
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