Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

GRに進化した悲運のユニット ~リコーGXR+リコー GR LENS A12 28mm

こんにちは、Kotaxです。

昨日GXRのことを書いたら、このカメラは語ることがたくさんあるなぁ、と思い出してきたので、今日は28mmのGR LENSのことを記してみたいと思います。

右側が 28mm、左側が50mmのGRユニットです。

 

衝撃のGR LENS 50mm の登場から1年後の2010年に登場したのがこのユニットでした。50mmの方がコンパクトとはいえ少しレンズが出っ張るのに対し、こちらのユニットは本当に小さくて、押しこめばポケットに入るくらいです。当時、GXRにすっかり魅せられていた僕は早々とこれを購入しました。

ただ50mmの方は今でも人物撮りには十分の写りなのに対し、こちら28mmは今となっては少し使い道がないなぁ、というところです。高かったんだけどな・・・。当時としては素晴らしかったのですが、今見るとやはり周辺描写が少し甘くなるのが気になりますね。あと、僕がそもそも28mmの画角に慣れないのも使わなくなった原因かもしれません。

 

そして販売面でも、リコーが高級コンデジとして展開してきたGR digitalを、このユニットと同じAPS-C 28mmに進化させたことが致命的でした。より小型で同じ単焦点で、写りも同等以上、となると、そりゃ普通の人はGRを購入しますわね。そのうちGRを撮影する機会があったら、一度この28mmユニットと比較撮影をしてみたいなあと思います。

 

個人的にはこのユニットは旅行の際にたいそう重宝して、特にペルーのマチュビチュやチチカカ湖でユニットを取っ替え引っ替えしながら撮影したのは良い思い出です。

 

価格.comでみると、今でも7万円の値段がついてますが(2014年10月末時点)、うーん、そのお金を出して買う価値は今となってはないでしょうね。ただ、中古で見かけた方は、ぜひ一度手にとってみてください。クラシックの香りがする良いカメラですよ。

 

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