Kotaxの買い物日記

失敗も成功も数あれど、”買い物道”に終わり無し

<レビュー>ソニー 台座形ホームシアター HT-XT1

こんにちは、Kotaxです。

 

最近の液晶テレビは縁(ベゼル)が狭くなって、内蔵スピーカーの音質がイマイチだったりします。もうちょっと迫力ある音で映画がみたいなー、というときは解決方法は簡単で、外付けのスピーカーを買えば良いわけですが、なにせ種類がありすぎて選択が難しい。

以前のスピーカーが壊れて以降、我が家では簡易的に元々PCスピーカーだった「タイムドメインlight」をテレビにつないでます。これは音質は十分満足なのですが、テレビのリモコンで音量が調整できないとう致命的な弱点を抱えています。音量を調整しようとするといちいちスピーカー手前まで行って音量ツマミをまわさないといけません。ガチャガチャとチャンネルをまわしていた昭和40年台のブラウン管テレビのごとき不便さです。

 

このリモコン問題への強い不満の声(21世紀にありえない不便さ)を受け、買ってきたのがこちら

  • ソニー 台座形ホームシアター HT-XT1

です。最近流行りのホームシアターシステムを一度試してみたいなと思って買ってみました。

入っているのはこれだけ。HDMIか光ケーブルでテレビと繋ぐだけで接続も完了と、非常にシンプルな構成で交換が持てます。

5.1chの本格的なサラウンドシステムとか憧れますが、実際に設置しようとするとケーブルを這わせてスピーカーを後方にも設置しないといけません。これが僕には非常に億劫なんです。部屋も一層ごちゃごちゃするし。あるいはバータイプの疑似サラウンドスピーカーも検討したのですが、やはりウーファーを別途設置しないといけないんですよ。その点、このスピーカーは単純にこれひとつ。ケーブル一本でテレビと繋げられるので、僕のような初心者、あと部屋をごちゃごちゃとさせたくない奥様には非常にありがたいです。

 

こちらはリモコンです。かっこいいですね。これで歩いて行かなくとも音量調整ができる。

 

で、実際に設置してみた図がこちらです。

うーん、これはどうだろう。。。このスピーカーは台座型なので、正面から見るとそうでもありませんが奥行きが結構あります。上にTVを載せて使うことを想定しているのですが、写真のように上になにも載せないと結構な圧迫感というか存在感がありす。なんかスペースが無駄だなぁ、という感じがします(笑)

 

音質は、テレビのスピーカーよりははるかによくなります。光ケーブルでつないだのですが、人の声も聞き取りやすくなりますし、底面に2基のサブウーファーがついていて、低音もしっかりです。

ただ値段なりと言ってはなんですが、テレビよりはましという程度のような気もします。下においてあるBose社のWave musicスピーカーと比べてみたところ、アナログ接続であのコンパクトさにもかかわらず、Wave musicスピーカーの方が圧倒的に「勝ち」でした。比べてしまうと、やはりHT-XT1の方がすべての音域で音が「くもった」ように感じてしまいます。

 

良い所

なによりシンプル。これ一台で高音からウーファーの低音までカバーできます。テレビスピーカーに比べて、映画を観る際の迫力が大きく増すと思います。接続もケーブル一本で簡単です。

そしてお手頃価格(2015年1月時点で25,000円前後)。僕みたいにテレビスピーカー初心者が試すには丁度よい価格帯です。

あと、テレビ台のかわりになるっていうのも一定のニーズがあるんじゃないでしょうか。

イマイチなところ

それなりの奥行きがあるので、存在感はあります。テレビを載せればいいのですが、そうでなければ上に花瓶でも置きたくなる大きさです。むしろ僕のようにテレビを載せない人は、バータイプのサラウンドスピーカーのほうがコンパクトで良いかもしれません。

そして音質は値段なりです。別に悪いっていうわけではないですが(もちろん)、価格帯を超えた圧倒的な音質、っていうのを期待してはいけません。もっといい音が欲しければ、やっぱりそれなりの金額を払わないとダメということです。

たまたま我が家にはBoseとかタイムドメインとか、これよりちょっと上の価格帯のスピーカーがあったものだから、それと比べてしまうとイマイチということでした。

 

まとめ

スピーカー初心者には非常に良い商品ですが、それ以上のものではない、というのがまとめになるでしょうか。

上には5万円、10万円、それ以上の果てしないスピーカー世界が広がっているわけですが、まずは導入編として買ってみる。あるいはそんな沼世界には足を踏み入れたくないが、簡単にテレビを良い音にしたいという方にはぴったりだと思います。

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