Bose QuietComfort 20i レビュー
こんにちは、Kotaxです。冬休みに入りました。
連休中に飛行機に乗って旅行に来ているのですが、これにあわせてBose社のノイズキャンセリングイヤホンBose QuietComfort 20iを購入してみました。
末尾の" i "はiOS対応の意味で、" i "のつかない「QuietComfort 20」というのもあります。こちらはApple以外のスマートフォン対応とのことです。で、iPhone好きな僕が購入したのは、QuietComfort 20iというわけです。
イヤホン遍歴
僕はこれまでソニーのMDR-EX90SLというイヤホンを5年ほど使っていました。伝説の名機と言われるだけあって、特に中高音の透明感のある音は本当に素晴らしい解像度でした。 音漏れという弱点があったので万人受けしないのですが、音だけに限れば、今の高級イヤホンにも全く引けをとらない逸品でした。
残念なことに、夏の旅行で紛失してしまったものですから(あぁ泣)、今回新たにイヤホンを購入したというわけです。
購入の理由
ノイズキャンセリングにしたのは、単に新しいもの好きという点が大きいのですが、もう一つ飛行機の移動でゆっくりしたいという点もあります。アメリカで出張というとほとんどが飛行機での移動になるんですが、僕みたいなペーペー社員は当然ファーストなんて乗れず、狭い座席で大きなアメリカ人に挟まれて座っているわけです。冗談ではなく僕の座席の3分の1を犯してくるほど、(横に)体型の広い方もおられます。窮屈さはどうしようもないですが、寝てしまえばこちらのものなので、飛行機の車中騒音を消し去るというこのボーズ社のノイズキャンセリング機能をもったQuietComfort 20iを試してみることにしました。
レビュー
飛行機で試してみたところ、確かにこれはすごいです。無音になるというわけではないですが、近距離で響いていた「ゴー」という音が、ノイズキャンセリングのスイッチを入れた途端に、はるか遠くで何か鳴っているなという程度まで減少します。むしろ飛行機に乗っている時にこんな大きな音に囲まれていたのかと改めて驚くほど、この機能の効果は抜群です。ぐっすり眠ることができました。
あと音質ですが、実は僕はボーズ社の他のスピーカーにある、重低音効かせまくりの音はあまり好きではありません。どちらかというと中高音をきちんと聞かせてくれるスピーカーやイヤホンのほうが好きな人間です。しかしこのQuietComport 20iの音は、ボーズ社にしては珍しく(笑)、あまり変な加工をしていない、重低音ガンガンではない音で、高音の抜けも良く、非常に好感が持てます。スピーカーとイヤホンではコンセプトが異なるのかもしれませんが、僕にとっては嬉しい誤算でした。
ノイズキャンセリングは、今は出張時にしか活躍しない機能ですが、日本に戻ったら通勤車両で毎日使うような気がします。通勤車両の中で本を読む人や勉強する人にはうってつけのイヤホンではないでしょうか。
ちなみに人の声はしっかりとそのまま聞こえるので、車中のアナウンスを聞き漏らす心配もありません。つまり、家の中でノイズキャンセリングができるというわけではありません。家族の声を遮断して孤独に浸りたいという方には別の方策が必要なようです(笑)
ではでは~